面倒な冷蔵庫の掃除を簡単に!パーツ別の掃除方法とキレイが続く収納のコツ

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冷蔵庫の掃除は、庫内やドアパッキン、製氷機など、パーツごとに適した方法で行うと効率よく進められます。汚れを放置すると、嫌なにおいや食材の傷みにつながるだけでなく、こびりついて落としにくくなることもあります。大がかりな掃除の負担を減らすためにも、日頃から整理整頓を心がけ、こまめなお手入れをすることが大切です。

今回は、冷蔵庫を掃除する前の準備から、パーツ別の掃除方法、きれいな状態を保つ収納のコツまで詳しく解説します。

冷蔵庫の掃除を始める前に必要な準備

冷蔵庫の画像

冷蔵庫の掃除は食材をすべて取り出して行うため、庫内の食材が少ないタイミングにしましょう。

そして、掃除を始める前には、次の準備を行います。

  1. 賞味期限が切れた食材や、長期間使っていない調味料があれば、まとめて処分する
    …まずは、庫内の食材を確認し、賞味期限が切れたものや今後使う予定のないものを処分しましょう。不要なものを減らしておくと、掃除がしやすくなり、食材を戻す際の整理もしやすくなります。
  2. 食材を取り出し、クーラーボックスなどに一時保管する
    …残った食材は冷蔵庫から取り出し、クーラーボックスや保冷剤を入れた発泡スチロール箱などに入れて、できるだけ温度が上がらないように保管します。
  3. 冷蔵庫の電源プラグを抜く
    …食材を取り出して準備が整ったら、冷蔵庫の電源プラグを抜きます。ドアを開けたまま掃除すると、庫内を冷やすために冷蔵庫が稼働し続け、電力を消費してしまいます。安全のためにも、掃除を始める前に必ずプラグを抜いて、電源を切っておきましょう。

【パーツ別】冷蔵庫の掃除方法と頻度

冷蔵庫を掃除している画像

冷蔵庫はパーツによって適した掃除方法やお手入れの頻度が異なります。ここでは、汚れやすい場所を中心に、必要な道具や掃除の手順、頻度を紹介します。

庫内(トレイ・棚・ケース)の掃除

庫内のトレイや棚、ケースは、取り外して丸洗いすることで清潔な状態を保ちやすくなります。

掃除道具

  • 台所用洗剤(中性)
  • やわらかい布やスポンジ

掃除方法

  1. 取り外せるパーツをすべて外し、スポンジを使って水洗いする。
  2. 乾いた布で水気をしっかりと拭き取り、元の位置に戻す。
    ⋯汚れがひどい場合は、水で薄めた台所用洗剤(中性)で洗い、しっかりと水洗いするのがおすすめです。洗剤を使用した場合は、水で濡らして固く絞った布で2〜3度拭き上げてください。

なお、トレイや棚、ケースなどは樹脂製のものが多く、熱で変形するおそれがあります。食器洗い乾燥機の使用は避けましょう。

掃除頻度

取り外せるパーツは、3か月に1回を目安に掃除しましょう。

ドアパッキンの掃除

ドアパッキンは、ほこりや食品のカスなどの汚れが溜まりやすく、湿気によってカビが発生することもあります。汚れを放置せず、定期的に掃除しましょう。

掃除道具

汚れの程度に応じて、次のものを用意しましょう。

  • アルコール除菌スプレー
  • 重曹
  • 塩素系漂白剤(キッチン用漂白剤)
  • ゴミ手袋
  • キッチンペーパー

掃除方法

カビや汚れの程度に応じて、アルコール除菌スプレー、重曹水、塩素系漂白剤の3つを使い分けます。作業中は必ず換気を行い、ゴム手袋を着用しましょう。

なお、塩素系漂白剤は、酸性の洗剤と混ざると有毒なガスが発生するおそれがあります。ほかの洗剤と混ぜず、製品に記載された使用方法を守って使用してください。

・軽いカビの場合(アルコール除菌スプレー)

  1. 清潔な布にアルコール除菌スプレーを吹きかけ、カビを拭き取る。
  2. もう一度同じ箇所にスプレーを吹きかけ、5分ほど置く。
  3. やわらかい布で水分を残さず拭き取る。

・汚れやにおいが気になる場合(重曹水)

  1. ぬるま湯100mlに重曹5gを溶かした重曹水をスプレーボトルに入れる。
  2. 汚れに重曹水を吹きかけ、布に含ませて汚れを拭き取る。
  3. 水拭きして重曹を拭き取ったあと、乾拭きする。

・黒カビが落ちにくい場合(塩素系漂白剤)

  1. 塩素系漂白剤を製品の表示に従って希釈する。
  2. キッチンペーパーに希釈液を含ませ、黒カビの部分に貼り付ける。
  3. 製品に記載された時間を目安に置く。
  4. キッチンペーパーを外し、水拭きして漂白剤をしっかり拭き取ったあと、乾拭きする。

掃除頻度

ドアパッキンは、月に1回を目安に掃除しましょう。ほこりや食品のカスなどの汚れが気になった場合は、頻度にかかわらず早めに掃除するのがおすすめです。

自動製氷機の給水タンクや浄水フィルターの掃除

自動製氷機の給水タンクや浄水フィルターは、水垢やフィルターの目詰まり、氷の嫌なにおいの原因になることがあります。定期的に掃除して、清潔な状態を保ちましょう。

掃除道具

  • やわらかいスポンジや布

掃除方法

給水タンクや浄水フィルターの掃除は、基本的に水洗いのみで問題ありません。給水タンクは傷がつかないよう、やわらかいスポンジや布を使って優しく洗いましょう。

掃除頻度

給水タンクは週に1回を目安に掃除しましょう。なお、浄水フィルターは消耗品のため、製品によって交換時期が異なります。メーカーの取扱説明書を確認し、交換時期の目安に従って交換しましょう。

冷蔵庫内や周辺の掃除

冷蔵庫は庫内だけでなく、表面や天面、背面、そして周辺のコンセント部分も汚れがたまりやすいです。

掃除道具

  • 科学モップ(もしくは掃除機)
  • やわらかい布
  • 台所用洗剤(中性)
  • ゴミ手袋

掃除方法

  • 庫内の場合
    パーツを取り外し、ぬるま湯で水拭きした後に乾拭きします。汚れが落ちにくい場合は、薄めた台所用洗剤(中性)を使って拭き取りましょう。
  • 冷蔵庫の表面や天面、背面の場合
    化学モップや掃除機でほこりを取り除いてから、ぬるま湯で水拭きし、乾拭きで仕上げます。こちらも汚れが落ちにくい場合は、薄めた台所用洗剤(中性)を使いましょう。
  • 冷蔵庫の周辺やコンセント
    電源プラグを抜いてから、やわらかい布でほこりや汚れを拭き取りましょう。コンセント周辺にほこりがたまると、放熱を妨げることにより、火災や感電につながるおそれがあるため、定期的に掃除しましょう。

掃除頻度

庫内や冷蔵庫の表面・天面・背面は、3か月に1回、冷蔵庫の周辺やコンセントは、1年に1回を目安に掃除するのがおすすめです。ほこりや汚れが気にある場合は、頻度にかかわらず早めに掃除しましょう。

冷蔵庫の毎日のお手入れ・収納のポイント

キッチンに立つ女性の画像

大がかりな掃除の手間を減らすには、日頃から冷蔵庫をきれいに保つ習慣をつけることが大切です。ここでは、毎日のお手入れや収納で気を付けておきたいポイントについて紹介します。

汚れたらすぐに拭き取る

調味料がこぼれたり食材の汁が垂れたりしたときは、汚れが冷気で固まってしまう前にサッと拭き取りましょう。

とくに食用油や柑橘系の果汁は、プラスチック部品のひび割れや変色の原因になるため、すぐにお手入れすることが大切です。棚やドアポケットなど、目につきにくい場所も定期的にチェックする習慣をつけましょう。

7割程度の収納を目指す

冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると、冷気が循環しにくくなるだけでなく、奥にある食材が見えなくなり、使い忘れや傷みの原因にもなります。

腐敗した食材は悪臭や汚れのもとになるため、全体の7割程度の収納を心がけ、どこに何があるかひと目で分かるように整理整頓しておきましょう。冷気の通り道を十分に確保できれば、電気代の節約にもつながります。

買い置きが増えやすい調味料や飲みものも、定期的に在庫を見直し、詰め込みすぎないようにしましょう。

肉や魚は保存容器・保存袋に入れ直す

肉や魚を購入時のトレイのまま保存していると、ドリップと呼ばれる液体が漏れ出し、庫内を汚してしまうことがあります。また、ほかの食材に触れると衛生的にも良くありません。

買ってきたらすぐにラップで包み直し、密閉できる保存容器やジッパー付きの保存袋に入れ替えてから保存しましょう。トレイごと保存袋に入れるだけでも、汁漏れによる庫内の汚れを防ぎやすくなります。

野菜は土を落としてから収納する

土のついた野菜をそのまま野菜室に入れると、土が落ちて庫内を汚すことがあります。土には菌が含まれていることもあるため、できるだけ土を洗い落としてから収納しましょう。

泥つきのまま保存する野菜は、新聞紙や保存袋などで包み、土が直接庫内に落ちないように工夫することが大切です。こうしたひと手間が、野菜室の清潔さを長く保つことにつながります。

まとめ

冷蔵庫を清潔に保つには、庫内やドアパッキン、製氷機、周辺などを、それぞれに適した方法と頻度で掃除することが大切です。また、汚れたらすぐに拭き取る、食材を詰め込みすぎない、肉や魚を保存容器や保存袋に入れるなど、日頃のちょっとした工夫も掃除の手間を減らすことにつながります。定期的な掃除とお手入れ、整理整頓を習慣にして、清潔で使いやすい冷蔵庫を保ちましょう。

監修者プロフィール

小森 幸夫(こもり ゆきお)

1971年3月29日生まれ。 シェフ歴35年以上にのぼるピエトロの名物シェフ。野菜ソムリエの資格も持つ。 ホテル・レストランシェフとして10年経験を積んだ後、縁あってピエトロへ入社。 日々厨房に立ち、商品のアレンジメニューやおいしい食べ方を追求しながら、繊細かつユーモラスなメニューの開発を担当。また、大人向け、子ども向けの幅広いジャンルの料理教室も開催するなど、ピエトロの多くの事業に携わっている。

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