そら豆の茹で方とは?さやのままでもOK!時短方法も紹介

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そら豆の茹で方は、さやのまま茹でるか、さやから出して茹でるかで仕上がりの食感や味わいが大きく変わります。「どんな下処理が必要?」「えぐみは出ない?」「時短でおいしく茹でたい」と迷う方も多いのではないでしょうか。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、そら豆はふっくら甘く、色良く仕上がります。

今回は、そら豆の茹で方の基本から、さや付きとさやなし・時短調理の方法まで詳しく解説します。

そら豆を茹でる前の下処理

そら豆の画像

そら豆をおいしく茹でるためには、下処理がとても大切です。さやから出して茹でる方法も、さやのまま茹でる方法もありますが、どちらの場合でも少しの工夫で仕上がりがぐっと良くなります。

ここでは、はじめての方でも失敗しにくく、実践しやすい下処理のポイントを解説します。

ポイント1. (さやから出して茹でる場合)調理の直前にさやから出す

豆はできるだけ茹でる直前にさやから取り出すようにしましょう。

そら豆はデリケートで、空気に触れるとどんどん鮮度が落ちていくため、さやから出すタイミングが重要です。

さやの先を上にして持ったら側面の筋に爪を立て、豆と豆の間のくぼみの部分から割り広げるようにすると、豆を傷つけにくく、きれいに取り出せます。新鮮な状態を保つことで、茹で上がりの風味や甘みが引き立ちます。

ポイント2. さやまたは豆に切り込みを入れる

そら豆を茹でる前に、さやや豆に切り込みを入れるのも大切なポイントです。豆の状態で茹でる場合、黒い筋の「お歯黒」と呼ばれる部分の反対側に、1〜2mmほど浅く切り込みを入れます。

さやごと茹でる場合は、さやの両端をキッチンバサミなどで少し切り落とします。

切り込みを入れると、次のようなメリットがあるので、ぜひ試してみてください。

  1. 破裂を防げる
    そら豆の薄皮は意外と硬く、加熱すると中に蒸気がこもりやすくなります。あらかじめ切り込みを入れておくと蒸気の逃げ道ができ、茹でている途中で豆が割れてしまうのを防げます。
  2. 味がなじみやすくなる
    切り込みがあることで、塩気が豆の中まで染み込みやすくなります。塩茹でにすると味ムラが出にくく、やさしい塩味が全体に広がります。薄皮ごと食べたいときにもおすすめです。
  3. 皮がむきやすくなる
    薄皮と豆の隙間に茹で汁が入り込むため、茹で上がった後、切り込みの部分から薄皮をつまむだけでつるんと簡単にむくことができます。

そら豆の基本の茹で方

さやから出したそら豆の画像

そら豆には2つの基本的な茹で方があります。さやのまま茹でてふっくら仕上げる方法と、さやから出して塩味をなじませる方法です。

どちらもシンプルなので、用途に合わせて使い分けてみてください。

【ふっくら甘く仕上がる】さやのまま茹でる方法

そら豆本来の風味を楽しみたいときは、さやのまま茹でる方法がおすすめです。豆が乾燥しにくく、やさしい甘みとふっくら感が残りやすくなります。

さやのまま茹でる手順

  1. 鍋に水を入れて火にかけ、塩を加える。水1.5Lに対して塩大さじ2〜3杯ほどの、やや強めの塩加減が目安。
  2. お湯が静かに煮立ってきたら、さやごとそら豆を入れる。
  3. 2分ほど茹でたら火を止め、フタをせずに5分ほど置き余熱で中まで火を通す。
  4. 時間が経ったらさやのままザルに上げ、重ならないよう広げて自然に冷ます。

塩味をより中までしみ込ませたい場合は、茹でる前にさやの両端を少し切り落としておくと効果的です。色味をきれいに保つため、食べる直前にさやから出すと見た目も良く仕上がります。

【塩味をきかせやすい】さやから出して茹でる方法

下処理の手間は少しかかりますが、塩味をしっかりきかせたい場合は、さやから出して茹でる方法が向いています。下味がつきやすく、調理のアレンジもしやすくなります。

さやから出して茹でる手順

  1. そら豆をさやから取り出し、薄皮の黒い筋と反対側に、1〜2mmほどの浅い切り込みを入れる。
  2. 鍋に湯を沸かして塩を加え、静かに煮立った状態にする。
  3. 2にそら豆を入れ、豆がふくらみ鮮やかな緑色になるまで3〜5分ほど茹でる。
  4. 茹で上がったらザルに上げ、風を当てて蒸気を飛ばしながら冷ます。

【時短】そら豆のフライパン・電子レンジでの茹で方

そら豆の画像

時間がないときでも、フライパンや電子レンジを使えば、そら豆を手軽に調理できます。さや付きのままでも、さやから出した状態でも加熱でき、洗い物が少ないのもうれしいポイントです。

ここでは、少量調理に向いた時短の茹で方を紹介します。加熱時間は、さや付きなら5本ほど、豆の状態なら15粒程度を目安とした時間に設定しているので、使いたい量にあわせて様子を見ながら調整してみてください。

フライパンで蒸し茹でにする

フライパンを使った蒸し茹では、そら豆が水っぽくなりにくく、短時間で火を通したいときに便利な方法です。

フライパンで蒸し茹での手順

  1. フライパンに大さじ3〜4杯ほどの水を入れ、火にかけて沸騰させる。
  2. 小さじ1/2杯の塩と、下処理済みのそら豆を入れる。
  3. すぐにフタをして、中火で2〜3分ほど加熱する。
  4. 火を止めたら、そら豆をザルなどに広げて冷ます。

少ない水で加熱するため、そら豆の風味が残りやすく、後片付けも簡単です。お弁当用や少量だけ使いたいときにも向いています。

電子レンジで加熱する方法

さらに手軽に調理したい場合は、電子レンジを使う方法がおすすめです。鍋やフライパンを使わずに済むため、忙しい日にも重宝します。

電子レンジ加熱の手順

  1. 耐熱皿に下処理済みのそら豆を重ならないように並べる。
  2. ふんわりとラップをかけ、500Wで2~3分ほど加熱する。(→豆だけの場合はこのまま手順4へ)
  3. さや付きの場合、一度ラップを外して並び順を入れ替え、再びラップをしてさらに3分加熱する。
  4. 加熱後は別の器やザルに移し替え、余熱で火が入りすぎないよう冷ます。
  5. 仕上げにお好みで塩を振りかけたら完成。

さや付きは火が通りにくいため、加熱ムラを防ぐひと手間で全体が均一に仕上がります。

まとめ

そら豆は、下処理と茹で方を工夫することで、風味や食感がぐっと引き立ちます。さやのまま茹でればふっくらやさしい甘さに、さやから出せば塩味がなじみやすく、料理に使いやすい仕上がりになります。

フライパンや電子レンジを使えば時短調理もできるので、ぜひ生活スタイルに合った方法で、旬のそら豆を無理なくおいしく楽しんでみましょう。

 

監修者プロフィール

小森 幸夫(こもり ゆきお)

1971年3月29日生まれ。 シェフ歴35年以上にのぼるピエトロの名物シェフ。野菜ソムリエの資格も持つ。 ホテル・レストランシェフとして10年経験を積んだ後、縁あってピエトロへ入社。 日々厨房に立ち、商品のアレンジメニューやおいしい食べ方を追求しながら、繊細かつユーモラスなメニューの開発を担当。また、大人向け、子ども向けの幅広いジャンルの料理教室も開催するなど、ピエトロの多くの事業に携わっている。

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