卵焼きは冷凍できる?作り方から冷凍方法、コツまで詳しく解説!

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卵焼きはお弁当の定番おかずですが、余った分を冷凍したいと思ったことはありませんか?実は、卵焼きは冷凍保存が可能です。正しい方法を守れば2週間ほど保存でき、忙しい毎日のお弁当作りを大きくサポートしてくれます。

今回は、冷凍してもおいしい卵焼きの作り方のコツから、保存・解凍の方法まで詳しく解説します。

卵焼きは冷凍できる?

卵焼きの画像

卵焼きは常温では数時間〜半日程度しか日持ちしません。冷蔵保存でも2〜3日が限界で、すぐに傷んでしまいます。

しかし冷凍保存を活用すれば、2週間ほどの長期保存が可能です。冷凍によって雑菌の繁殖が抑えられるため、食中毒リスクの軽減にもつながります。

まとめて作って冷凍しておけば、忙しい朝でも手間なくお弁当のおかずを準備できる点が大きな魅力です。

冷凍してもおいしい卵焼きの作り方

卵焼きを作っている画像

卵焼きの冷凍は保存期間を延ばせるメリットがある一方で、いつも通りの作り方のままでは解凍後にパサついたり、べちゃっとしたりと食感が落ちてしまうことがあります。ここからは、解凍後もおいしさをキープできる卵焼きのコツを紹介します。

砂糖、片栗粉、マヨネーズを入れる

砂糖や片栗粉には保水効果があり、卵焼きに加えることで、解凍後もしっとりとした食感をキープできます。

また、マヨネーズを少量加えると効果的です。マヨネーズに含まれる酢と油の働きによって、加熱時のたんぱく質の固まり方がやわらかくなり、ふわふわとした食感を解凍後も保つことができます。マヨネーズのコクが加わることで、風味もアップしますよ。

卵3個に対して砂糖大さじ1、マヨネーズ小さじ1、片栗粉小さじ1を目安にすると良いでしょう。

(だし巻き卵の場合)顆粒タイプのだしを使う

だし巻き卵を冷凍保存したい場合は、液体のだし汁ではなく顆粒タイプのだしを使いましょう。だし汁を使うと卵液の水分量が増え、冷凍・解凍の過程で水分が出やすくなり、べちゃっとした食感になりやすいためです。

顆粒だしに変えるだけで水分量を最小限に抑えながら旨みをしっかり加えることができ、解凍後もおいしいだし巻き卵に仕上がります。

卵3個に顆粒だし小さじ1/3~1/2程度が目安ですが、お好みに合わせて少量から調整すると良いでしょう。

中までしっかり火を通す

冷凍する場合の卵焼きは、半熟状態で仕上げるのは厳禁です。中までしっかり火を通すことが重要なポイントです。

半熟状態は水分を多く含んでいるため、冷凍・解凍の過程でその水分が出てしまい、食感が大きく損なわれます。また、完全に火が通っていない状態で冷凍すると、食中毒のリスクにもつながります。

弱火でじっくり焼くようにすると、ムラなく中まで火を通すことができます。箸やつまようじを中心部に刺してみて、卵液がついてこなければOKです。半熟の部分が残っていないことを確認してから冷凍するようにしましょう。

卵焼きの食感・味をキープする冷凍方法

卵焼きの画像

ここからは、作った卵焼きをおいしく冷凍保存する方法について、3つの手順に分けて紹介します。

手順1|卵焼きの粗熱を取る

焼き上がった卵焼きは、すぐに冷凍せず、まずアルミホイルで包んで粗熱が取れるまで10分程度置きましょう。アルミホイルで包むことで余熱がゆっくり中まで伝わり、粗熱を取りながら火の通りも安定させることができます。

熱を持ったまま冷凍庫に入れると冷凍に時間がかかるうえ、庫内の温度も上げてしまいます。また、急激な温度変化によって解凍時に余分に水分が抜けてしまい、パサっとした食感になる原因になるため、必ず粗熱を取ってから冷凍しましょう。

手順2|小分けにする

粗熱が取れたら食べやすい大きさに切り分け、1食分(2〜3切れ)ずつラップでぴったりと包み、冷凍用保存袋に入れます。1食分ずつ小分けにしておくことで、必要な量だけさっと取り出して解凍できるため、忙しい朝に役立ちます。

保存袋に入れる際は、卵焼きを横に寝かせて厚みが出ないように並べるのがコツです。薄く平らにすることで早く均一に凍り、食感の劣化を防ぐことができます。なるべく空気を抜いてから密封しましょう。

手順3|金属製バットにのせる

冷凍用保存袋に入れたら、金属製のバットにのせて冷凍庫へ入れましょう。金属は熱伝導率が高く、食材の熱をすばやく逃がして急速冷凍させることができ、食感をキープするのに効果的です。

金属製バットがない場合は、冷凍庫の冷気が当たりやすい場所(一般的に上段や背面付近)に置くと、より早く凍らせることができます。

卵焼きをおいしく解凍する方法

冷凍した卵焼きの風味を逃さず、おいしく解凍する方法を2つ紹介します。シーンや時間に合わせて使い分けてみましょう。

自然解凍

前日の夜に冷蔵庫へ移し、ゆっくりと自然解凍するのが最も手軽でおいしく仕上がる方法です。

また、お弁当に入れる場合は、事前に解凍せず凍ったまま詰めるだけでOKです。朝に詰めれば昼ごろには自然に解凍され、食べられる状態になります。また、凍ったままお弁当に入れることで、夏場は保冷効果も期待できます。

電子レンジ解凍

時間がないときは電子レンジでの解凍が便利です。ラップをかけたまま600Wで1分程度加熱しましょう。

ただし、加熱しすぎるとパサパサした食感になる可能性があるため、10〜20秒ずつこまめに加熱するのがポイントです。卵焼きの大きさや厚みによって加熱時間が異なるため、様子を見ながら少しずつ温めましょう。加熱後はしばらく置いて蒸らすと、中までしっとり均一に温まります。

また、解凍後は水分が出ることがあるため、キッチンペーパーで軽く押さえてからお弁当に詰めると、べちゃつきを防ぐことができます。

まとめ

卵焼きは、冷凍を活用して長く保存できるおかずです。砂糖や片栗粉・マヨネーズを加えて中までしっかり火を通すことで、おいしさを保ったままで冷凍できます。正しい手順で冷凍すれば、2週間ほどの保存が可能です。

冷凍した卵焼きは、お弁当だけでなく朝食や夜食のひと品としても活躍します。冷凍・解凍のポイントをおさえながら取り入れて、食事の準備をラクにしていきましょう。

監修者プロフィール

小森 幸夫(こもり ゆきお)

1971年3月29日生まれ。 シェフ歴35年以上にのぼるピエトロの名物シェフ。野菜ソムリエの資格も持つ。 ホテル・レストランシェフとして10年経験を積んだ後、縁あってピエトロへ入社。 日々厨房に立ち、商品のアレンジメニューやおいしい食べ方を追求しながら、繊細かつユーモラスなメニューの開発を担当。また、大人向け、子ども向けの幅広いジャンルの料理教室も開催するなど、ピエトロの多くの事業に携わっている。

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