絶品!納豆パスタのレシピ【シェフ直伝・カリカリベーコンのコツ】
納豆の消費に困ったときに試していただきたいのが、手軽に作れて食べ応えもある納豆パスタです。
納豆の選び方や具材の炒め方といった、ちょっとしたコツを押さえるだけで、ご家庭でも、レストランで味わうような本格的な納豆パスタを楽しめます。
今回は、パスタ専門店・ピエトロレストランで人気の納豆パスタをアレンジした、「納豆とカリカリベーコンを使ったごま醤油パスタ」のレシピについてシェフが解説します。
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目次
納豆パスタは「ひきわり納豆」が至高!

納豆パスタをおいしく作るなら、粒の大きい一般的な納豆よりも、ひきわり納豆を選ぶことがおすすめです。ひきわり納豆は粒が細かい分パスタの麺によく絡みつくため、ソースとしての一体感が生まれやすくなります。また、納豆の旨みが麺全体に均一に行き渡りやすく、ひと口ごとに納豆の風味を感じられる仕上がりになります。
普通の納豆でも、包丁で細かくたたいて、ひきわり納豆のように使えます。


実は以前、ピエトロレストランでも、通常の納豆を包丁でたたいてひきわり状にしてから調理に使っていました。プロの現場でも実践されてきた工夫なので、家庭でもぜひ挑戦してみてくださいね。
納豆とカリカリベーコンのごま醤油パスタの材料

まずは、納豆とカリカリベーコンを使ったごま醤油パスタに必要な材料と、味を決めるポイントを紹介します。
材料(1人前)

- スパゲティ(乾麺)…100g
- ひきわり納豆…50g
- ベーコンスライス…50g
- きざみねぎ…適量
- きざみのり…適量
- オリーブオイル(サラダ油でも可)…大さじ1
- おうちパスタ ごま醤油ガーリック…大さじ2
いずれもスーパーで手に入りやすい食材ばかりですが、味の決め手となるのがソース代わりに使う「おうちパスタ ごま醤油ガーリック」です。ごまの香ばしさと醤油のコクに、にんにくの風味がバランスよく調合されているため、大さじ2加えるだけで納豆パスタ全体の味がしっかりまとまります。
自分で調味料を配合する手間がかからず、味付けはこれ一本で決まるので、ご家庭でも失敗しにくいのが嬉しいポイントです。
材料のワンポイントアドバイス
ベーコンスライスは、厚切りタイプよりも薄めのものを選ぶことが、カリカリとした食感に仕上げるコツです。薄いベーコンは短時間の加熱でも水分が飛びやすく、香ばしい焼き色がつきやすくなります。
また、ベーコンは加熱によって縮みやすい食材でもあります。そのため、カットする際は2cm幅ほどの少し広めのサイズを意識すると、炒め上がったときにちょうど良い大きさに落ち着きます。
納豆とカリカリベーコンのごま醤油パスタの作り方・手順
5つのステップで本格的な納豆パスタが完成します。ここからは、手順を順番に見ていきましょう。
手順1|沸騰した塩湯でパスタを茹でる
まず、鍋にお湯1.5Lを沸かし、塩12gを加えます。しっかりと沸騰したお湯にスパゲティを入れたら、パッケージに表示された時間を目安に、少し硬さが残るアルデンテの状態に茹で上げましょう。



ひとことメモ
- 塩はお湯に対し0.8%程度がベスト。お湯をなめたときに味噌汁よりちょっと薄い、お吸い物くらいの塩気が目安。
- 塩の効果でスパゲティに含まれるグルテンを引き締め、プリッと食感に。
- 鍋は25〜26cmくらいの大きさの手鍋がおすすめ。
- スパゲティは茹で始めに表面のでんぷんが溶け出し、くっつきやすくなるため、最初の1〜2分はよく混ぜる。
手順2|ベーコンを切る
ベーコンスライスはパックから取り出し、キッチンペーパーの上に並べて表面の水気を拭き取ります。


水気を取ったら、包丁で2cm幅に切り揃えておきましょう。

ひとことメモ
- 表面の水分を拭き取ると、水っぽくなりにくく、加熱時の油はねも減る。
- ベーコンは加熱で縮みやすいので、少し広めに切る。
手順3|オリーブオイルでベーコンをじっくりカリカリに炒める
フライパンにオリーブオイルを熱し、2cm幅に切ったベーコンスライスを入れます。

強火で一気に炒めるのではなく、弱火でじっくりと炒め、全体がカリカリになるまでよく火を通しましょう。



なお、時短で作りたい場合は、フライパンで軽く焼き色をつけたら取り出し、キッチンペーパーではさんで耐熱容器にのせ、電子レンジ(目安:600Wで10〜20秒ずつ様子を見ながら合計1分程度)で仕上げる方法もあります。油はねが少なくおすすめです。



ひとことメモ
- ベーコンは低温でじっくり炒めると、焦がさずカリカリに仕上がります。
- 高温で炒めると水分が抜けやすく、油はねしやすいので注意。
手順4|ボウルに納豆・きざみねぎ・ごま醤油ソースを合わせる
ボウルにひきわり納豆とタレ(納豆に付属のタレを使用)、きざみねぎ、おうちパスタ大さじ2を入れ、全体がなじむまでよく混ぜ合わせます。

ひきわり納豆特有のネバネバがソースと一体化するまで、しっかりと混ぜるのがポイントです。

ひとことメモ
- 納豆のねばりがしっかり白っぽく出るまで混ぜる。
- しっかり混ぜることで納豆の粘り成分であるポリグルタミン酸が引き出され、パスタ全体に旨みが広がりやすくなる。
手順5|パスタを納豆ソースと和えて盛りつける
茹で上がったスパゲティを、手順4で作った納豆ソースのボウルに加え、麺全体にソースが行き渡るようによく混ぜ合わせます。

お皿に盛りつけたら、手順3でカリカリに炒めたベーコンをのせ、仕上げにきざみのりをふりかけて完成です。


ひとことメモ
- 納豆に含まれる酵素は高温で加熱すると失活してしまうため、余熱で混ぜ合わせる。
- さっぱりとしたソースにしたい場合は、ここで茹で汁を少量足すと調整できる。
- スパゲティは「の」の字を描くように3回程度に分けて盛りつけると、高さが出てきれいに見える。
- 残った具材は最後に彩りよくのせると、見栄えの良い一皿になる。
- ベーコンを後のせにすることで、カリカリとした食感が保たれ、良いアクセントになります。
まとめ

お湯の塩加減や納豆の使い方、ベーコンの炒め方といった、今回紹介した細かなコツを押さえるだけで、いつもの納豆パスタが驚くほど本格的な一皿に仕上がります。忙しい日のランチや、少し贅沢をしたい夜ごはんにもぴったりの一品です。
今回紹介したレシピを参考に、自宅の食卓で本格的な納豆パスタを試してみてはいかがでしょうか。